座るとあぐらをかく。
誰が教えたのだろうか?
股関節が柔らかいのだろか?
・・・?
犬は人のしぐさをよく見ている。
じーと見ながら考えている。
見て覚えたのだろうか?
・・・。
犬の観察力は大したものである。
あぐらぐらい覚えても不思議はない。
・・・。
犬のあぐらはかわいい。
わんだふる。
・・・?
いびきかいて寝てる。
苦しそうな体制で寝ているな。
首を圧迫されているから舌が出るのかな?
・・・。
「○×△・・」
・・・?
寝言まで言っている。
時々「ふぅ~ふぁ・・」と唸ってっている。
きっと愚痴を言っているのだろう。
起きている時も時々不満があると愚痴を言う。
僕はじっと見ている。
見られていると気がつくと・・
僕と目を合さないようにする。
まずいと思っているのだろうか?
むふふ。
横を見ると「ウトウト」している。
さっきまでシートベルトの差込口で遊んでいた。
弾力があり戻ってくるので面白いようだ。
前足で押して遊んでいた。
しばらくすると後ろ足も加わり4本足で押していた。
・・・。
さすがである。
4本足の使い方がうまい。
小さな差込口に4本足を乗せて押している。
犬も遊びを工夫するのだ。
そして・・遊び疲れて眠る。
見ていると・・
時々イビキをしている。
「くぅ~」
・・・。
人に近づいて来ている。
ハウス犬は進化しているのだ。
「ムワーン」とする暑さ。
こんな時は氷が一番おいしい。
「冷たくて気持がいい~」
氷をなめている時の顔。
幸せそうな顔をしている。
「とろけちゃう」
・・・。
「むふふ・・」
・・・。
そのときに一番欲しいもの。
ほしいものが貰えると誰でも幸せな顔になる。
犬も同じである。
「わかっているね~」
・・・。
「わかってますよ」
「むふ」
怒られちゃいました。
怒られるのはひさしぶりです。
ちょとめげています。
なんで怒られたか?
・・・。
言えません。
しばらく反省のポーズでいます。
そうすると許してもらえます。
賢いでしょ。
「あっ」落ちた。
田んぼの横を通る散歩コース。
前日の雨で土が軟らかくなっていた。
足を取られ落ちてしまった。
・・・。
「歳だな~」
・・・。
「早く上がってこいよ!」
・・・。
・・・。
腰が抜けたようだ。
立ち上がれないミタイデアル。
「むふふ・・」
仕方がないので手を伸ばして引きづり上げた。
「臭い・・」
・・・。
田んぼの泥は思った以上に臭い。
車に乗せるの・・「嫌だな~」・・どうしよう。
・・・。
顔を覗き込むと僕の目を見ない。
賢い奴だ。
ときどき床を見つめて動かない時がある。
犬も物思いにふけるのかな・・
お尻を突いて見る。
・・・。
「無視された」
・・・。
「悩み事でもあるのかな?」
・・・。
「まっ」誰しも悩み事くらい持つ。
犬にあっても不思議はない。
そっとしておこう。
ふらふらしている。
横に座らせて車を走らせた時に気がついた。
「トシだな~」
見ていると椅子の上を何回も回転している。
どうやら安定する体制を探している。
何回も同じ所を回転しては座る。
その行為を繰り返している。
見つかった体制が横向きだった。
それ以来横向きで椅子に寄りかかるように座る。
左右の横揺れ対策を重点にした座り方だ。
ブレーキを強く踏むとそのまま落ちてしまう。
・・・。
いつもより車間距離を多めに取り僕は走る。
安全運転になった。
お外は暑い。
僕は車の中にいる。
クーラーが利いて涼しい。
ヒンヤリして気持いい。
食欲がなくなり昨日は何もたべなかった。
暑さにバテテイマス。
公園で走っている人がいます。
顔が汗でいっぱいです。
しんどそうです。
こんな暑い日に・・
・・・。
見ていると僕もお外に出たくなります。
暑くてもお外が好きです。
少し日が暮れたら散歩したいな。
あついよ~
なんで僕は黒く生まれてきたんだ。
これからの時期は地獄だ~。
「ひぃー」
そんな声が聞こえて来る・・ようだ。
・・・。
暑い時間帯の散歩は無理がある。
・・・。
もう歳である。
散歩の途中。
お年を召したおばあちゃんに声をかけられた。
犬のが疲れた顔してるんですね。
不思議そうな顔をされてしまった。
・・・。
黒いので歳が分かりづらい。
でも後期高齢者の歳をとっくに迎えている。
長生きしてます。
どうだい似合うかな。
これで僕も救助犬の仲間入りだ。
・・・?
かばんの中に何が入っているか知りたい?
・・・。
うんこ袋。
・・・。
お水。
・・・。
おやつ。
・・・。
「ワオーン」・・うれしいだワン。
これで毎日ピクニック気分が味わえる。
お気に入りのタオル。
僕の匂いがぷんぷんする。
寝る時はいつも一緒に寝る
このタオルがあると安心して寝れる。
時々洗濯される。
干されているタオルを見ると悲しい。
早く僕の元に返しておくれ・・
わんわん。
「ようやく戻って来たか」
「ひとりでおいしいものでも食べたのか?」
そんな目で僕を見つめる。
・・・。
この犬には嘘はつけない。
僕のそばによりクンクンと匂いを嗅ぐ。
バレテしまう。
何か食べる時はお土産を買ってくる。
一緒に出かけるとお金がかかる。
先日牛肉のおいしい店で食事をした。
お土産に肉を少し持って帰った。
う~う~と唸りながら食べていた。
きっとこんな事を言いながら唸っていたのかも・・
「こんなうまいもの食べてたのか・・」
「連れて行かないでずるいぞ」
そんな事を言いながら・・
唸って食べていたのだろうか?
食べている表情が物語っていた。
ランニングの時に腕や足に巻く反射板。
最近は発光ダイオードが入っていて光る。
犬を夜散歩に連れていく時。
首輪代わりに使う。
ちょうど良い。
首輪自体が点滅する商品は販売されていない。
・・・と思う。
とても軽くて犬の首が楽そうである。
この商品はディスカウント店でも売られている。
ポピュラーだが犬用として利用する人は見かけない。
安くてお得なのに・・
1000円しない。
少し改良すれば犬用として売れる。
小洒落ているから人気が出ると思う。
ちょっと自慢の発見である。
えっへん。